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裁ちばさみの鋼 青紙1号2号スーパーや白紙

裁ちばさみは使われている鋼材でだいたいのランク分けができます。
高級刃物鋼としては 日立金属株式会社の安来鋼(ヤスキハガネ)が多く用いられています。
(日立金属はすごい会社で世界のカミソリ刃の6割がここの鋼材を使っているそうです。)

裁ちばさみに使用される安来鋼は種類によって青紙(青鋼)や白紙(白鋼)と呼び分けられています。
最高級品は青紙スーパー、その次が青紙1号、2号、その次が白紙1号、2号です。
(白紙の下のランクに黄紙がありますが、黄紙はほとんど明記されません。)
プロ用として一番普及している裁ちばさみは白紙で価格は26cmで6000円~。
青紙は白紙にタングステンやクロムを添加して硬度と耐摩耗性をアップさせたもので、26cmで9000円~。
青紙スーパーは青紙にさらに炭素やタングステンを増やし、モリブデンとバナジウムを加えたもので、硬度と耐摩耗性、ねばりがさらに増しています。26cmで11,000円~。
1号と2号の違いは炭素の含有量で、1号のほうが炭素が多いため硬い鋼となります。

名のある鋏職人がつくる裁ちばさみも、多くは日立金属の安来鋼を使用していると思います。
職人の手作りで作るはさみは焼きいれが難しいようで、職人の技量によって差が出るようです 。

切れ味以外の部分では持ち手と表面仕上げが何種類かあります。
持ち手も職人によるてづくりで仕上げる「総火造り」はとても手間がかかり最高級品となります。製作されているところは極わずかです。

はさみの本体部分が鏡面仕上げ(鏡のように映るくらいピカピカの仕上げ)のものもあります。金属は表面が鏡面仕上げの凹凸の少ないほうが汚れがふき取りやすいく、その分さびにくくなります。
クローム仕上げというのもあります。クロームはさびません。たいてい鏡面仕上げです。
クローム仕上げは刃の周囲や本体部分がクロームで、刃の部分は異なる材質です。ですので刃が鋼であれば刃の部分だけさびます。


 

         
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