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藍染め

日本人に馴染みのある藍染め。
古くからのれんや風呂敷、衣類と様々なものが染められ、それぞれの時代で色の文化を生み出してきました。
染色技術の発達していない頃は鮮やかな青を表現できる藍染めはのれんにも好んで用いられました。無地ののれんが染められ、やがて技術が進むと絵や屋号の入ったのれんが染め抜かれ、さらに時代が進んで識字率が高まると文字が染め抜かれました。

現在では藍染めには植物の藍で染める「天然藍染め」(本藍染め)と、化学合成した藍で染める藍染めの二種類がある。
天然藍染めは藍葉を発酵させいくつもの工程を経て染め上げるため、とても手間がかかる手法です。
現在、藍染めとして私たちが日ごろ目にするものは、そのほとんどが化学合成の藍で染められています。

藍染めは最も古くからある染色技法で、世界的に見ると紀元前から行われていました。
藍染めに用いられる 植物の「藍」は一種類ではなく、いくつかの種類があります。
蓼藍(たであい)、琉球藍(りゅうきゅうあい)、山藍(やまあい)、 インド藍、ウィードなどです。

日本の藍染

日本を代表する藍染は蓼藍を用いたもので、その美しい色は「JAPAN BLUE」ジャパンブルーと呼ばれます。
蓼藍はタデ科の植物で、背丈70cmほどの一年草です。珍しいものではなく、私の母も昔栽培していました。
染色には葉の部分を使います。葉をちぎるとちぎったところが青色になります。
生きている植物の状態では青く見えないが、加工すると鮮やかな青色を発色する珍しい性質です。「青は藍より出て藍より青し」ということわざはこの性質から生まれたものです。「青色は植物の藍から染められるが植物の藍よりも青色に染まる」ということで、「弟子が師匠を超える」という意味で用いられます。

蓼藍の品種はいくつかあり、徳島で改良された品種の小上粉白花(こじょうこ)は最もよい品種だそうで、京都でも栽培されていました。他には小上粉赤花、赤茎小千本(こせんぼん)、青茎小千本、百貫(ひゃっかん)、上粉百貫などがある。現在でも栽培されているのは主に小上粉です。

新しい蓼藍の葉であれば、生のまますりつぶして染めることも出来るが、濃く染めることは出来ない。そこで考え出されたのがすくも染めである。
すくもは乾燥した葉を何十日も発酵させたもので、それを固めて藍玉を作る。この藍玉は保存することが出来るので一年を通じて藍染めを行うことが出来る。
天然藍染め呼ぶ場合は、このすくもで染めた藍染めのことを指すことが多い。
染色する際には、藍玉をさらに水がめで発酵させて染液をつくる。
発酵は細菌などの自然の力で進むためコントロールすることが難しく、状態を見極めるには豊富な経験と高い技術が要求される。発酵の進み具合の目安となるのが「藍の華」で発酵時に発生する気泡が集まったものである。


 

         
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