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サンフォライズ加工

生地が縮まないようにする防縮加工のひとつ。サンフォライズド加工とも呼ばれます。
あらかじめ強引に縮めることによって後から洗濯などで縮まないようにする方法です。
ほぼ縮まないようにすることが出来ます。
アメリカのサンフォード・L・クルーエット(Sanford Cluett) が考案し、サンフォライズという名がついています。
特殊な加工方法というわけではなく一般的によく用いられる方法で、綿織物の防縮加工といえばこのサンフォライズ法か、樹脂加工(レジン加工)が用いられます。(シルケット加工(マーセライズ加工)も若干の防縮効果があります。)

原理

原理はこう考えると分かりやすいです。
同じ長さの2枚の生地を重ねて棒に巻いていくと内側の生地が長くなってしまい、巻き取った端が揃いません。
これは外周と内周に差が出るからですが、この時、外周の生地を伸び縮みのしない、すべらない生地にすると、内側の生地と外側の生地がずれることが出来ないので巻き取った端は揃うことになります。
この時、内側の生地は強引に縮められているというわけです。
実際のサンフォライズ加工の装置では、棒と表現したものは過熱したシリンダで、伸び縮みのないすべらない生地と表現した部分はゴムベルトやフェルトブランケットが用いられます。
縮めた状態で固定するには蒸気や熱が利用されます。
縮ませる量は、あらかじめ生地がどのくらい縮むか収縮率を計っておいて、その結果をもとに決めます。
原理からも分かるようにサンフォライズ法は生地の縦方向の防縮加工です。
横方向はクリップテンターやピンテンターで幅出しする際に適切な幅にすることによって縮みを防ぎます。

サンフォライズ加工とジーンズ(デニム)

生地にこだわっているジーンズなどには「サンフォライズ」の表記が見られることもあります。
サンフォライズ加工されたものは・・・縮みにくい。
サンフォライズ加工されていないものは・・・縮みやすく、洗うと独自の凹凸が出来ます。
「縫製後に縮める」というのが独自の凹凸の理由です。
こだわり派のデニム愛好家にはこの凹凸の出かたも重要で、サンフォライズ加工されていないものはロウデニム(Raw Denim)やリジッドデニムと呼ばれています。


オックスフォード生地・・・ボタンダウンシャツで有名。
葛城(カツラギ) 生地・・・厚手の綾織り生地でのれんにも利用される。
金巾 キャラコ 天竺 ・・・ その他の薄手の綿生地。
シャンタン スラブ ブッチャー・・・ 和風の変り織り生地。麻の代用にも。
帆布(ハンプ) キャンバス生地・・・丈夫なものと言えばこの帆布。
ブロード タッサーブロード・・・シャツによく利用される一般的な生地。
のれんの作り方(自作ハンドメイド用)・・・のれんの作り方は意外と簡単。
麻のお手入れ・洗濯とアイロン・・・ドリップドライなど意外な干し方も。
麻生地の特徴(リネンやラミー)・・・同じ麻でも異なるラミー(ramie 苧麻)とリネン(linen 亜麻)。
サンフォライズ加工・・・綿生地の防縮加工

 

         
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